旧法借地権の場合、契約更新を行なうことによって、基本的には永続的に土地を使い続けることができます。その一方で、定期借地権の場合、契約期間が満了すると同時に、契約そのものの終了が確定することとなります。そのようにして、土地を借りる契約が終了すると、建物の所有権があっても、その建物を撤去して、更地とした上で、土地の所有者へと明け渡さなければなりません。そのように、定期借地権付きの物件には、契約期間の満了・契約の終了にともない、土地を返還するリスクが発生するという点に注意する必要があります。

また、旧法賃借権と定期借地権には、契約期間の違いもあります。その内、前者の場合には、先に述べたように法低更新をすることができるため、契約期間は定められていても、実質的な意味を持ちません。その一方で、定期借地権の場合、こちらも先述のように、契約期間の満了とともに契約を終了させることができるため、契約期間に注意する必要があります。

次に、旧法賃借権と新賃借権には、契約期間・更新後契約期間に違いがあります。まず、契約期間については、旧法賃借権では、地上に建築するのが「硬固建物」・「非硬固建物」の内、どちらなのかによって契約期間・更新後契約期間がいずれも30年・20年と変わります。その一方で、新賃借権には、地上の建物による分類はありません。